けいおん!の舞台その10(終)南禅寺を経て京都市街へ

バスに乗り、白川通りをしばらく南下。次の目的地は有名観光地の南禅寺です。

南禅寺には以前、京都市内に下宿していた友人らとともに来たことがありますが、当時は銀閣寺から哲学の道などを通っての徒歩での到達でした。

今回バスで行くにあたり詳しい下調べをしていなかったので、最寄りのバス停で下車すれば目の前にあるものだと思い込んでいましたが、実際にはお寺自体からは離れていて、少し歩きました。

バス停から雰囲気のある道を歩きます
南禅寺に到着です
南禅寺の山門です

ここ南禅寺での目的は、けいおん!の1期OPに登場した水路閣。

前回来たときにもじっくり見た代表的な建造物ですが、けいおん!では橋脚のアーチ形の穴を見通す独特の視点で描かれていたので、今回はそれと同じ景色を見てみました。

水路閣です
水路閣は明治時代の洋風のデザイン
水路閣の何本もの支柱を見通す
1期OPに登場した眺めです

南禅寺にはいくつか課金エリアがあり、前回来たときには定番の山門に入った記憶がありますが、今回入ったのは南禅寺の塔頭のひとつ天授庵。

ここには立派な庭園と、もうひとつ、今回の訪問の少し前に東京の明治座で観た演劇「つばき、時跳び」に登場する幕末の偉人、横井小楠の墓所があるということでした。

結局墓所は見つからず、課金エリアとは別の場所にあるのか非公開エリアにあるのかも、ガラケーのi-modeで検索してみた当時のネットからはわかりませんでした。

とはいうものの、16時の参拝終了時刻が迫った少々薄暗い庭園の静かな雰囲気は印象的でした。

天授庵に入りました
緑に囲まれた縁側
雰囲気のある池です
複雑に連なる建物
こちらの池は蓮に覆われています

南禅寺からは、前回来たときと同様水路閣から続く琵琶湖疏水に沿って歩き、蹴上のインクラインへ。

今回はそこから地下鉄に乗り、京都市街地に向かいました。

有名な蹴上のインクラインに到達
写真にあるのは 「ねじりまんぽ」 という特殊な積み方のトンネルです
市内には五山送り火のモザイクアートが

今朝の出町柳での時間ロスなどの影響の積み重ねもあって、市内に着いた頃にはすっかり夕方に。残り少ない時間でどこを消化しようかと迷った結果、まずは烏丸駅で降りて、1期で軽音部に絶望したあずにゃんが訪れたライブハウス「koto」のモデル「ライブハウス京都MOJO」さんへ。

ちょうどライブの開場前だったようでたくさんの人だかり。道路の反対側に回ってアリバイ写真のみ撮影しました。

賑わう「 ライブハウス京都MOJO 」

次に三条へ行き、唯ちゃんがギターを買った楽器店「10GIA」のモデル、「JEUGIA三条本店」さん。

当時、地下の楽器コーナーには作中に登場した時の雰囲気がまだ残っていて、店内にはけいおん!関連のPOPも。

作中登場した「JEUGIA三条本店」さん
お買い物はけいおん!関連ではないCDでした

このあとバスで少し北上し、京都御所に面した通りで下車。横井小楠の暗殺された場所を訪ねて舞台訪問は終わり。

地下鉄で伏見の日帰り温泉施設に行った後、戻って京都駅へ。

各地へ向かう夜行バス各社が次々と予約客の招集をしている北口のバス乗り場でコンビニのおにぎりなど食べたあと、自分も帰りの新宿西口行きのバスに乗車して、今回の旅は終了しました。

横井小楠殉難地の碑です

けいおん!の舞台には2015年に再訪しました