果南ちゃんランニングルートとキャンドルナイト 2

「ラブライブ!サンシャイン!!」に登場するスクールアイドル「Aqours」の一員、松浦果南ちゃんは、淡島で家業のダイビングショップを手伝いながら暮らしていて、仕事で鍛えた抜群の体力があり、細かいことにはこだわらない、おおらかで包容力のある性格の3年生です。

コミック版では主人公の高海千歌ちゃんの幼なじみとして第1話から登場し、スクールアイドル部の結成を目指して行動を起こした千歌ちゃんの最初の協力者となります。

一方アニメ版では基本的な性格は変わらないものの、怪我をした父親の代わりにダイビングショップを切り盛りするため長期休学している上に、過去の出来事からスクールアイドルに対しては複雑な思いを抱えていて、千歌ちゃんたちのスクールアイドル活動に対して距離を取り続ける、影のあるキャラクターとして描かれていました。

アニメ9話では、1,2年生6人が3年生の過去の出来事を探るため、果南ちゃんの日課である早朝のランニングを追跡します。

内浦のほとんど端から端まで通り抜けるそのルートをたどり、チェックポイントをすべて回るというのが、今回クリアを目指すスマートフォンアプリ「舞台めぐり」のイベントとなっています。

今までのイベント同様、クリアするためには必ずしも順番通りに回る必要はありませんが、せっかくですので今回、アニメでの果南ちゃん追跡のスタート地点、ここ「マリンパーク」バス停から始めてみます。

あわしまマリンパークの看板
アニメでは追跡するメンバーがこの看板から顔を出して覗いていました

私たちのいる現実世界での淡島は、島全体が「あわしまマリンパーク」というテーマパークになっていて、個人の店や住宅はありません。

作品の中で住民の足として登場している連絡船は、マリンパークに来た人が島に渡るための船として実際に運航されています。

この連絡船も今は「ラブライブ!サンシャイン!!」のラッピング仕様になっています。

今ではラッピングバスやタクシーもあって、いたるところでポスターやぬいぐるみを目しますが、連絡船のラッピングは2016年GW前からの駿豆線の電車に続いて7月からという、ちょうどアニメの放送が始まった頃のわりと早い時期。

マリンパークはわりと渋い施設という印象があったので、当時は驚きました。

私がマリンパークバス停に着いたときにちょうどそのラッピング船が船着き場に到着し、来場者を乗せて淡島へ向けて出発していきました。

普段は「あわしま16号」1隻だけなのだそうですが、この日は休日で人が多いためか、「あわしま13号」と合わせて2隻で運航されていました。

船内には、Aqoursの声優の皆さんが内浦を訪れた際の記念写真をそのままキャラクターの姿で描いたオリジナルイラストなども飾ってあるそうです。私はまだ乗れていないので終了する前に乗っておきたいですね。

以前は海上ロープウェイで島へ行けるようになっていて、小学生のころに遠足で乗ったことがあるのですが、老朽化で今は使われていません。作品内で「ロープウェイで島から登校する日常」なんて描かれたら珍しかったと思うんですけど残念です……。

船着き場にはラッピング船が2隻そろっていました
後ろにはロープウェイが見えます
淡島に渡っていきました

さて、さっそくランニングルートに出発です!

少し行くと、車道が平らなのに歩道だけがゆるやかに上ってまた下がるというちょっと変わった場所があって、アニメでは果南ちゃんがそこを走る場面が描かれていました。

何かここの道を作った時のいきさつがあるのかもしれませんね。

ここだけ歩道が車道より一段高くなります
今日の富士山は残念ながら雲がかかっています

海沿いの道を歩いていくと、最近オープンした漁協直営の食堂・売店の「いけすや」さんがあります。

観光そして地元の方も多く訪れる人気店で、いつも長い行列ができているそうです。
前回の記事で登った山からもすぐ下に見えていました。

このお店は県道の大きなカーブの内側の広々とした敷地にありますが、ここは入り江を埋め立てた場所で、わりと近年まで県道ぎりぎりまでが海だったのを覚えています。

「いけすや」さん付近

さらに進むと「辻宗商店」さんという小さなお店が。

アニメに登場した「のっぽ(パン)」を売っている数少ないお店のひとつで、聖地巡礼者の間ではちょっとした名所になっています。

今回私も初めてお邪魔してみました。

店の表や店内には「ラブライブ!サンシャイン!!」のPOPやポスター、店内の目立つところには大量の「のっぽパン」、そしてその真ん中には千歌ちゃんの「メガジャンボ寝そべりぬいぐるみ」が!

私以外にも作品のファンらしき人が来ていました。

お店のおばさんによると、なんとこれからテレビがインタビューに来るのだそうです!
「キャンドルナイトin三津浜」の取材の一環でしょうか?

辻宗商店さんは「のっぽパン」の大きなのぼりが目印です
コラボのっぽパンは残念ながら品切れでした

さらに歩いて、伊豆長岡駅から内浦まで乗ってきたバスが県道に出てくる場所である三津三叉路交差点に到達。

ランニングの際、果南ちゃんはこの角の食堂「やまや」さんの前で、信号が変わるのをその場で足踏みしながら待っていました。

今のやまやさんは広い駐車場のある平屋のお店ですが、ほんの1年ほど前までは、交差点の角に面した、よく目につく白いビルでした。

アニメ、そしてその前に出たシングル「恋になりたいアクアリウム」のPVには、当時のやまやさんが描かれています。

また、やまやさんから道を挟んで隣にある「三津会館」も、アニメ3話でまだ3人だったAqoursが初ライブを告知する町内放送をした場所として描かれていました。

三津三差路交差点 真ん中の白い建物が三津会館
左手前に少し見えているのが「やまや」さんです
三津会館はかなりレトロな感じです

ここから先には、作品に出てきた場所が集中しています。

少し行った先の海側には、作品の記事やアニメに出てきた内浦漁協の荷捌所の大きな建物があります。

その前にはAqoursメンバーのイラストの描かれたカラフルなのぼりと人だかりが見えます。

近づいてみると、日替わりでこの作品のエリアをまわっている「ラブライブ!サンシャイン!!」のキッチンカーが今日はここに来ていて、そのほかにも地元のJAの方がミカンなどの売店を出していました。

このイベントのためにバス会社2社の臨時バスも出るそうで、地域を挙げて力を入れてくださっているようです。

キッチンカーなどが開店している漁協の荷捌所
いかにも漁港らしい施設です
クリスマスツリーもありました。
臨時バスの運行を知らせる立て看板

内浦漁協の向かいには作品内でメンバーがよく立ち寄っていた和洋菓子「松月」さん。

さらに進むと右側に、こちらもアニメにコンビニとして出てきた「セブンイレブン 伊豆三津シーパラダイス前店」さん。

「キャンドルナイトin三津浜」の会場が近づき、人が増えてきました。

聖地巡礼でいつもにぎわっている松月さん
会場の三津海水浴場はもうすぐです

つづき:果南ちゃんランニングルートとキャンドルナイト 3